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アルポート症候群

英語名:Alport syndrome

疾患の概要

アルポート症候群は、腎症状、感音難聴、眼病変を特徴とする疾患です。IV型コラーゲン遺伝子(COL4A3、COL4A4、COL4A5)の変異が原因で、糸球体基底膜に異常が生じます。遺伝形式はX連鎖型(XLAS)が74%、常染色体潜性(劣性)型(ARAS)が9%、常染色体顕性(優性)型(ADAS)が17%を占めます。 持続的血尿がみられ、進行すると末期腎不全(ESKD)に至ります。特に男性のXLASではESKD到達年齢の中央値が35歳と進行が早いのが特徴です。治療として、早期からのRAS阻害薬投与により腎不全への進行を遅延できるほか、国内外で現在、様々な新規治療法の開発も進められています。

執筆者:

野津寛大(神戸大学大学院医学研究科内科系講座小児科学分野)

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東京女子医科大学病院 腎臓病総合医療センター アルポート症候群
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最終更新日:2026年10月1日